今年で娘も4歳になったので自転車の練習でもさせてあげたいな~と思ったところで、そもそも我が家には子供用に自転車がありません。
実家の両親が「カナちゃんの誕生日プレゼントに自転車買ってあげようか??」と随分前から言われていますが、買ってもらったところで今住んでいる家の近所では安全に練習する場所もないので「自転車はまだいいや~」と別のプレゼントを買ってもらっています。
僕は四国のド田舎で育ったため、家の前の道路でも交通量がほとんどなく、3歳くらいの頃から補助輪付きの自転車で走り回っていました。兄がいたので一緒に遊んでいるうちに自然と補助輪なしの自転車にも乗れるようになっていたような気が・・・。
現在は都内在住なので、僕の育った環境とは正反対。そもそも都会の子供は自転車をどこで練習してるんだろうか・・・
お父さんが子供の自転車の後ろを支えてあげながら
「支えてるからもっと勢いよく漕いで~!!」「お父さん絶対離したらいかんよ~!!」
とかいうやり取りを近所で見たことがない。
リアルにどこで練習しようかとググってみたら都会では自転車が練習できる公園がけっこう色んなところにあるということを知りました。
さすが都会。田舎との大きな違いは都会は公園が充実しているということ。
そんなこんなで我が家では娘の自転車練習の為に、「杉並児童交通公園」に月3回くらい通っています。
他にも自転車の練習が出来る公園は都内にありますが、行ったことがないので常連の「杉並児童交通公園」を全力で紹介します。
▲杉並区近辺の公園紹介記事もどうぞ
公園基本情報
公園の基本情報に加えて、小さい子供連れで公園に行くときに個人的に重視しているポイントを列挙して評価してみました。
住所 | 東京都杉並区成田西1丁目22番13号 |
---|---|
アクセス方法 | ・南北バスすぎ丸けやき路線(阿佐ケ谷・浜田山間)「児童交通公園入口」下車徒歩3分 ・京王井の頭線「浜田山駅」徒歩12分
|
駐輪場の広さ | 広い(豊富にあるので駐輪スペースに困ることはナシ) |
トイレのキレイさ | キレイ(管理人さんが常駐しているのでキレイです) |
管理人の有無 | 常に複数人常駐 |
利用料金 | 無料(自転車レンタルも無料) |
自動販売機の有無 | 正面入り口の外にアリ |
ベンチの多さ | 多い(テーブルも有るのでランチもOK) |
日陰の多さ | 多い(木がとても多いので日陰多いので直射日光を避けられます) |
最寄駅からはちょっと歩くので公共交通機関を利用する方のアクセスは少々不便です。杉並区在住の近所の家族が自転車や徒歩で来ている方が多い印象です。
ちなみに僕は丸の内線の新高円寺駅が最寄り駅ですが、自転車で15分程度です。南阿佐ヶ谷駅からも同じくらいの距離ですね。
交通公園の周辺には他に遊具のある公園も近くに複数あるので自転車でいくと複数の公園をはしご出来るのでおすすめです。
トイレも男女別で水洗トイレがありますので小さな子供連れでも安心です。うちの娘はあまり掃除されていない公衆トイレだと嫌がることもあるのですが、交通公園のトイレはいつもきれいに掃除されているので娘も嫌がりません。
杉並児童交通公園のおすすめポイント

当初は自転車の練習を目的として通っていましたが、最近は自転車に全く乗らずに遊んで帰ることもあります。自転車練習の公園としてはもちろんおすすめですが、自転車に乗らなくても子供は気に入っているようなので、僕が感じるおすすめポイントを紹介します。
無料で乗り放題




自転車を借りる際に、紙に住所や名前を記入して受付のおじさんに渡すだけで自転車乗り放題です。子供用のヘルメットも借りられます。
特に身分証明書を提示する必要もないのでどなたでも自由に利用することができます。
駒沢公園や小金井公園でも自転車レンタルがありますがいずれも有料です。
自転車以外にも三輪車やコンビカーや足漕ぎのゴーカートもあるので小さいお子さんも安心して遊ぶことができます。
これだけの施設を無料で利用できるのはありがたいかぎりです。うちの娘はまだ補助輪付きの自転車しか乗れませんが、補助輪なしデビューの日も近そうです。
自転車の種類が豊富
補助輪付きから補助輪なしまで自転車の大きさも豊富に用意されているので3歳くらい~小学生まで子供のレベルに合わせた自転車で練習ができます。
例えば補助輪なしの自転車に乗れない子は、以下の順番で徐々にうまくなれるはずです。
- 補助輪付き自転車
- アシストバー付の補助輪なし自転車
- 補助輪なし自転車
②のアシストバー付の自転車の写真を撮り忘れたのですが、楽天で探すと同じようなのがありましたので載せておきます。後ろから大人がバーを持って倒れないように支えてあげて練習をするやつです。
安全・安心に自転車練習ができる


この写真は自転車練習コースの一部ですが、真ん中の小さいトラックが幼児用の練習コーナーです。ここでは三輪車やコンビカーや補助輪自転車の練習ができます。外側に見えるコースは信号や一時停止などの交通ルールを守って走る必要があるのである程度上達するまでは、幼児用のコースで練習してから外側デビューします。
公園内は街中の道路のミニチュア版のような感じで交差点には信号がありますので、交通ルールをきちんと守って自転車に乗る必要があります。
交差点などの危険が伴うポイントごとにボランティア??のおじいさん・おばあさんの監視の方が立っていてくれるので安心です。



たまに小学生の男の子が自転車を早いスピードで漕いで危ないと感じることもありますが、監視員が注意をしてくれるので、安心して練習することができます。
自転車以外の設備も充実
自転車練習コース以外にも遊具も充実してますので通常の公園としても楽しむことはできます。うちの娘も自転車には乗らずに遊具だけで遊んで帰ることも頻繁にあります。




砂場では写真に写っているスコップなどのおもちゃは無料で借りれます。
滑り台は蟻地獄型の滑り台です。大人数で一気に遊ぶことができるので滑り台の順番待ちはなく大人も交えていつもキャーキャーと楽しそうな声が響いています。
その他の周辺スポット
交通公園は善福寺川の緑地に面していて、休日を家族とのんびり過ごすには最適な場所です。ランチはお弁当を持参したり、近くのコンビニで買ってきてベンチで食べたリしている人が多い印象です。
▲公園ランチをするならUber Eatsがおすすめです
我が家もお弁当を持参することもありますが、昭和レトロな「武蔵野園」という食堂で食べて帰ることもあります。
武蔵野園は釣り堀も併設されており家族やカップルでのんびり釣りをしている光景をよく見かけます。あまり釣れているイメージはないですが…釣り好きの僕のアドバイスとしては夕まずめに狙ったほうがいいですよ。
しかもこの武蔵野園は人気ドラマの「孤独のグルメ」にも出ています。孤独のグルメファンの僕としてはあの番組のゆるい雰囲気と武蔵野園のゆるさがマッチしていい感じの回でした。


食事に関しては一般的な食堂にあるメニューは一通りそろっております。オムライスが人気でうちの娘も大好きです。ボリュームもかなりありますのでおなか一杯になります。
特筆すべきはお酒のドリンクメニューが充実しており、昼間から飲んでいる人がかなりいます。草野球の打ち上げのサラリーマンや家族サービス中のお父さん、一人で焼き鳥をつまみに飲んでいるおじいちゃんまでさまざまです。
休日の昼間にこのゆるい雰囲気の漂う空間でお酒を飲むのはなんとも言えない幸せな気持ちになれますよ。おすすめです。

